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愛用の楽器達(Instruments)を紹介するページです。

   Bb Trumpet 
Tr1  

各楽器の中心となるメインのBb管トランペット。
Marcinkiewicz(マーシンキウィッツ)のVermeer( バーミア)です。
「Vermeer」の「バーミア」は英語読みですが、オランダの有名な画家「Johannes Vermeer:ヨハネス・フェルメール」のことです。
光の画家と言われ、最近注目を浴びていますが、この画家の描く絵のように透明な光(音)をイメージして名付けられたのではないかと思います。
この楽器を手にしたのは、2005年ですが、一生に一度の買い物・・と決意して購入しました。それくらい高価だった(^^;
最初に吹いた時の驚きは今でも忘れません。
それまでは、シルキーのトランペットを保有していました。
このシルキーも銘器といわれる楽器でしたが、マーシンキウィッツを吹いた時は、あたかも天から音が降ってくるような全く別の感覚を味わいました。
楽器から音が出るのではなく、自分の居る空間のやや斜め上前方の天上から響いてくる・・・。
しかも、自分のクセがダイレクトに音色や響きに出てくる感じです。
バックやシルキーは、誰が吹いても、やはりバックの音色であり、シルキーの音色だと思いますが、この楽器は、吹く者の性格を表してしまうようです。
非常にピッチが良く、軽く吹いても音が良く出ますが、まるで生き物のような楽器なのです。
ツボにハマった時の響きは天下一品で、渋く、それでいて輝かしい音です。詳しくは、この楽器の輸入販売店「シアズ」が解説しています。
一番下の写真は、このHPのトップにも掲載しているピストンのボタン部分です。
とても綺麗な天然石に金メッキという組み合わせで、芸術品のような装いです。
ちょっと派手だという人もいますが、私は自分の「宝物」にふさわしい装いだと思って非常に気に入っています。

 
  C Trumpet 
 

トランペットマニアなら興味を持つE-BENGE(ベンジ)のC管トランペットです。
アメリカのバーバンクで作られたもので、オールド・ベンジ、いわゆるヴィンテージものです。
中古で運良く手に入れ、以前の持ち主はプロの方ということもあってきちんと吹き込まれており、比較したバックのC管などよりもはるかにピッチが良好です。
ベルが非常に薄く作られており、ベンジの特徴である薄いマウスピース・レシーバー(写真一番下の左)と相まって楽器本体の重量が軽いです。
音色は、バックとは全く違い、甘く、とろけるような魅力的な音です。
金管アンサンブルでは、他のハーモニー上に咲いた小さな花のように、何ともいえない癒されるような響きを作り出します。
やはり、昔の楽器の音色は良いですね。
超お買い得ということで、満足しています。コンボバンドを手伝っていた頃は、この楽器の出番はありませんでしたが、現在の吹奏楽団でオケもの(オーケストラ曲を編曲したもの)をやる時には使用しています。
マウスピースは、B♭管と合わせてマーシンキウィッツを使用していますが、バックのものも相性が良さそうです。現在、この楽器に相当するのはBurbank(バーバンク)でしょう。


Burbankトランペットは、オールドBengeでの製造責任者でもあった「ジグマント・カンスタル」氏が、現代技術を駆使しオールドスタイルのトランペットを甦らせたもの(輸入楽器店シアズの情報による)で、私の持っているベンジの流れを承継している・・と解釈できると思います。

     
 
 Flugelhorn
 

ジグマント・カンスタルのCopperベルのFlugelhorn(フリューゲルホルン)です。

ジグマント・カンスタルは、私のC管トランペットのベンジがアメリカのバーバンクで工場を開き、優れた楽器を製造していた頃に、一緒に楽器を生産していたとのこと。

この楽器は、珍しくCopperベルで、銅の成分が多く含まれた材質になっています。
したがって、フリューゲルホルンの特徴である柔らかくダークな音色がより色濃く出ます。
ピッチも良く、コンボバンドを手伝っていた時は、頻繁に使っていました。
メロ楽器の一つとして、かかせない存在ですが、現在はあまり出番がありません。
吹奏楽曲でも、うまく使うと響きが豊かになるはずなので、冒険してみようと思っています。(指揮者から反対されそうですが・・・)

 
 Cornet
 

Besson(ベッソン)のコルネット。Sovereign(ソヴリン)、BE927です。
楽曲によってはコルネットの方が良い・・ということもあるので、30年ぶりに新規購入し、吹いています。
以前は、なつかしいブージー&ホークスのいぶし銀のコルネットを吹いていた時もありました。
昔のブージー&ホークスも、今回のベッソンもイギリス製で、伝統のブリテッシュサウンドで有名な楽器です。
ベッソンと言えば、マウスピースは同じイギリス製のデニス・ウィック・・が定番となるんですが、このデニス・ウィックのマウスピースが、30数年前もそうでしたが、今回もしっくりきません。
ベルベットのような本当に良い音がするのですが、インターバル(音の跳躍)がやりづらかったり、高音域が厳しかったり・・・と相性がイマイチです。
トランペットと同じカップ形状のものにすると調子が良いのですが、それだとブリテッシュサウンドが出ず、トランペットに近い音になってしまいます。
一方で、吹奏楽曲の作曲者又は編曲者は、果たしてブリテッシュサウンドを望んでいたのかどうか・・が疑問であり、このショートタイプのコルネットではなく、アメリカ型のロングタイプのコルネットだったのではないか・・・と思う次第です。
このベッソンのようなショートタイプのコルネットは、イギリスのブラスバンド(金管バンド)には良く使われるので、それはそれで良いのですが、たとえば、アメリカのマーチでコルネットと指定されているパートは、間違いなくアメリカ型のロングコルネットを想定していると思われます。
ところが、今は、コルネットと言えば、ショートコルネットになってしまっており、ロングコルネットはほとんど製造されていません。
つまり、「吹奏楽で使うコルネットは、本来はロングコルネットがほとんどだが、売っていないのでショートを使わざるを得ない」・・というのが現状ではないかと思います。
どうしてロングコルネットが製造されなくなってしまったんでしょうね。ジャズなどでも使われるので、需要はあると思うんですが・・・。

ベッソンのコルネットは、音が非常に良いのが特徴ですが、ピッチが悪いのも特徴のようです。
私の楽器も、聞いて分かるくらいピッチが悪く、アンブシャ(唇の加減)で調整していますが、特に実音のBb、つまりチューニングの音が高く、調整に苦労します。
また、吹き込みをしっかりしないと、非常に吹きにくく、鳴りの悪い楽器であることも事実です。
本来の良い音を出すためには根気よく飼い慣らしていく必要がある・・というタイプでしょう。
ピッチを重視するならYAMAHAの方をお勧めします。